聖書(出エジプト記1章)紹介


出エジプト1章

イスラエルの人々がエジプトで苦しむ様子を描いています。この章は、以下のような内容です。
背景とイスラエル人の増加: ヨセフが死んだ後、イスラエルの子孫たちはエジプトで大いに増え、非常に強くなりました。その結果、エジプトの地には彼らが溢れかえるようになりました。
新しい王の台頭: ヨセフの時代を知らない新しいエジプトの王が登場し、イスラエルの民があまりにも多く、強力になったことを恐れました。この王は、イスラエルの民がエジプトの敵と手を組んで反乱を起こすことを懸念しました。

イスラエル人への圧政: 新しい王は、イスラエル人に重い労役を課し、彼らを圧迫しました。彼らはピトムとラメセスという都市のための供給倉庫を建設させられましたが、圧政にもかかわらず、イスラエル人はさらに増え続けました。

過酷な政策の実施: 王はイスラエル人の増加を抑えようと、さらに過酷な政策を取ります。王は産婆(シフラとプア)に、ヘブライ人の男の子が生まれた場合はその子を殺すように命じましたが、産婆たちは神を恐れ、王の命令に従いませんでした。

王のさらなる命令: 王はついに、エジプトのすべての人々に、ヘブライ人の男の子が生まれたらナイル川に投げ込むよう命じました。



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